質の良い保育とは基本をしっかりする事だと思う
2021年04月07日 更新
「質の良い保育」目指すべく良く聞く言葉です。
具体的に質の良い保育とは?
0~2歳児の低月齢のお子さまをお預かりしているつくば市ルンルン保育園春日では、安全にお預かりする事、基本をしっかりする事が質の高い保育に繋がると考えています。そして「保育で一番大切なのは?」と聞かれたら優しさだと迷わず私は答えるでしょう。その優しさとは何でもいいよと言う優しさではなく、ありのままのお子さまを全て受け止めて、寄り添う優しさです。
泣いているお子さまには不安な気持ちを受け止めて抱きしめたり、抱っこや優しくお声がけをします。又オムツをまめに替えて清潔を保ち、お子さまにオムツ交換は嫌な事ではなく気持ちいいんだと感じてもらえる事、鼻水が出ていたらその都度優しく拭き、お昼寝の時には安心して眠れる環境設定をする事、SIDS対策として睡眠チェックを0歳児は5分毎、1.2歳児は10分毎にする事、タオルもお腹から下を冷やさないようにかけて見守る事等どれも当たり前な事を大切にしています。又まだ言葉で伝える事が出来ない低月齢のお子さまは泣く事でしか伝えられません。お腹が空いて泣いているのか、オムツが不快で泣いているのか、甘えたくて泣いているのか、私達は汲み取ってあげなければいけません。
一緒にいて真摯に向き合っていれば、「寂しいよ~抱っこして🙌」「今起きたよぉ~側に来て欲しいよぉ」「うんちが出て気持ち悪いよぉ」「お腹が空いたよぉ、ミルクが飲みたいよぉ」「一緒に遊んでほしいよぉ🎵」等と心の声が聞こえてくるでしょう😊外国のお子さまも多く入所している当園は、入園時に保護者の方が「日本語が話せないのでどうやってコミュニケーションをとったらいいですか?」と心配される姿も見られます。国籍に関わらず言葉で伝える事が出来ない低月齢のお子さまをお預かりしているので、心配されないで下さい。お子さまを目と心でしっかり見て、何をしたいか、何を伝えたいかを理解出来ると思います。
デジタル化が進んだ現代、本当に便利な社会になりましたね。保育業界も連絡帳や日誌等業務の効率化の為にデジタル化が導入されています。私が保育士として学んでいた時も認可外保育園を運営していた時もiPadやパソコンを使用して連絡帳や事務作業をしていました。私の主観としては、30人前後の定員から規模が大きくなる保育園程、デジタルを導入する事で活性化が図れると思います。
一方、全体としては保育士の方がパソコンが不慣れな場合も多く見られるので、打つ時間、送信ミス、誤字脱字等が一目瞭然で分かりづらいデメリットもあると思います。
基本の定員が19人の当園は手書きで書いて行く方が全体がスムーズに運営出来ると考えています。又内容が重複だと思われる書類は一つにし、お子さまを見る保育の時間に重点を置いています。私自身が保育士時代に書類の多さと内容の重複を痛感した事で、スタッフの気持ちが分かり今に繋がる事が出来て良かったと思います。
どんなにデジタル化が進んでも、子ども達の小さな変化を見るのは私達の「目」に変わりはありません。目でしっかり見る事が何よりも大切です。きちんと見ていれば、大きな怪我に繋がる事はないと確信しています。
子ども達の成長の早さに日々驚きと感動の連続です。
4月より新入園児、新スタッフも加わり当園も改たなスタートをしました✨少しずつ新入園児も園に慣れて来てくれ、拍手をしたり、お友達やスタッフとタッチをしたり、可愛い笑顔を見せてくれ私達も嬉しさでいっぱいです😃スタッフとの信頼関係、お友達との関わりの中での、楽しさや学びを通しての成長、そして少しずつ自身で出来る事が増える喜び、これからも一日一日を大切に楽しんで行きたいと思います。現在ルンルン保育園春日ではスタッフが力を合わせて楽しんで保育をしています。新入社員も一生懸命頑張っていますヨ👏私自身も新入社員の時は緊張で良く汗をかいていたなと懐かしさがこみ上げて来ます😂
4月からの基本的な園の体制としては、今迄一緒に保育をしていた私は管理者としてスタッフを見守る形で新たにスタートしています。今年1月よりスタートした副主任を筆頭にクラスリーダー、スタッフ全員がコミュニケーションを取り、力を合わせてルンルン保育園春日がステップアップして行けますように頑張ります。いつも温かいお言葉をかけて下さる保護者の皆様ありがとうございます。今年度も宜しくお願い申し上げます。