守るべきもの
2022年09月07日 更新
つくば市ルンルン保育園春日です。
送迎バスでの痛ましい事故が静岡県で又起きてしまいましたね‥繰り返される悲しいニュースに憤りを感じ続けて来ましたが、言葉にならない思いでいます。
痛ましい事故‥どんなに悔やんでも取り返しがつきません。ルンルン保育園春日はバスの送迎はありませんが、危機管理を常に持つ事は非常に大切です。何より「うちの園は大丈夫」この認識はとても危険だと思います。SIDS、アナフィラキシー含め決して他人事ではありません。SIDS対策としてチェックセンサーも開発されているようですが、当園では大切な事は目でしっかり確認しています。いつも一緒に過ごしているお子さま達の顔色、体調の変化に気付くのはセンサーより私達の目、視診、触診の方が気付きが早いと考えています。連絡帳や登園の記録等アプリを活用するのも業務の効率を図る上で一つの方法かと思いますが、アプリも実際見て確認しなければ意味を持たないと思います。チェックセンサーを最終確認にするのも一方法だと思いますが、センサーに頼るのは危険だと私は考えます。センサーに頼っていて万が一事故が起きてしまった時に「センサーが誤作動したから‥」と言いますか?あまりにも無責任です。
「現場のスタッフが責任を持ってしっかりと目で見る」これが基本であり、最も大切な事だと私は思います。
散歩時での場面が切り替わる時の人数確認をルンルン保育園春日ではスタッフ一同、再度周知徹底しました。散歩前に何人で出発するか人数を散歩チェック表に記入し、散歩出発時と散歩から帰る時に必ずスタッフが声に出して人数を確認します。毎日の繰り返しをしっかり行う事こそがお子さまを守る事に繋がります。
保育者がしっかり目で見て確認して行く、声に出していく事を今一度大切に気を引き締めて行いたいと思います。
今バスを利用されている保護者の方は悲しい事故をニュースで見て「大丈夫だろうか」心配で不安で気が休まらないかもしれません。それでも預けている園を信じて預けているのだと思います。私達は保護者の方の思いに誠実に応えていかなければいけません。もし、通っている園に対して心配事があるようでしたら、声に出して届ける勇気も必要だと私は思います。
命より大切なものはありません。
大切なお子さま達を安全にしっかり守っていけるよう、どうか痛ましい事故が起きないように安全管理を見直す重要さを実感しています。
☘️つくば市ルンルン保育園春日☘️